「てにをは(弖爾乎波)」とは何ぞや 2

乎古止点(ヲコト点)

漢文訓読の際に読み添える動詞活用語尾や助動詞、助詞を符号で示したもの。漢字の四隅や上下の所定の位置に点や線をつけたもので、平安初期から室町時代頃まで使われた。博士家点と呼ばれる方式では、図の右上に「ヲ」次に「コト」と並ぶことによる呼称。

青い丸で囲っている「ヲ」の次に「コト」が並ぶので「乎古止点」と呼ぶ。

つまり―

こういう場合上図のヲコト点を見てみると、「ノ」の位置にがあるので、「花」と読む。

さらに―

これは、「望」の上部中央「ム」の位置にがあるので「望」と読む。

そして―

上図を左下から順に読むと「てにをは」と並んでいることがわかる。

「てにをは」とは、漢文訓読する際、左下から順にならぶ訓点のことを言ったわけだ。
つまりそもそも漢文訓読とは、外国語である漢文を解釈するものであり、その弖爾乎波が合わなければ、意味が理解ができなかったということである。

 

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